- 日付
- 2012年12月完成
- 敷地面積
- 337.14㎡
- 延床面積
- 147.74㎡
- 二階建て
ホームページを見てこられた施主は、建築関係の仕事に従事され、家づくりに対して強い思いがあった。何度となく、悠山想の見学会に参加してくれ、屋久島のお客さん(リンク)とも交流を重ねて、悠山想で建てることを決断された。
施主のこだわりの一つで、居間には間口2間の大きな開口がある。ペアガラスを入れた二枚の大きな建具を引き込むと開け放つことができる。網戸も雨戸も木製建具である。玄関の土間も同じく木製建具の引き込みである。室内の建具も引き込みが多く、開放的な間取りとなる。流し台や洗面台も造りつけを希望された。そして冬の寒さ対策として、床下エアコンを設置した。
「そよかぜ」の時と同じように、基礎断熱をし、床吹き出し口をもうけて、床下に床置き型のエアコンを設置した。今年の冬はたまに壁付きのエアコンもつけたが、床下エアコンで十分暖かかったようである。そよかぜ、薪ストーブと、もう一つ、冬の暖房対策の可能性ができた。
外壁は板壁と左官の掻き落とし仕上げを組み合わせている。悠山想では外部木部はここ数年、無塗装仕上げである。