日付
2008年4月竣工

北陸から運んできた蔵と、新築部分を併合させました。蔵の曲った柱(栗)と梁(欅)は迫力があります。蔵部分の一階は家族室、二階部分が寝室となっており、間仕切りをせずそのままの広さで使っています。二階に浴室、洗面所、寝室というプライベート、一階に居間と和室と分けたので、来客時も慌てずにすみます。

内部の木部は古材に合わせて着色し、壁は土塗り壁下地の漆喰塗りが主となっています。それまでマンション暮らしだった施主さんには、空気が違うと言っていただいております。大学で緑地保全の研究者であるご主人が、庭でビオトープづくりを実践されています。

訪れるたび、庭が出来上がっており、生活を楽しまれているのが伝わってきます。