久留米の家

完成日付2023年10月
敷地面積
延床面積㎡(22坪)

外壁:付け柱、白モルタル掻き落とし。軒の出1.8m、春分から秋分までの日射遮蔽と外壁の保護に役立つ。冬場は太陽高度が低くなるので日射を取得する。

玄関戸は網戸とガラス戸で構成、格子の隙間を細かくし台風時の飛来物からガラスを守る。

玄関内部+収納。

格子の戸がついた家具の中に床下エアコンを設置し、冷暖房をしている。今のところ冷暖房の設備はこれのみ。

床板は低温乾燥の杉の白太 厚み27mm。含水率約8%まで乾燥させるため床暖房にも使用できる。気乾状態となるため周囲の湿気と平衡する。なにより足触りが良い。

漆喰塗りの壁で落ち着いた雰囲気に。高窓で重力換気できる。

土壁とウッドファイバーと天然木材、漆喰で温熱環境(室内環境)を整え、できるだけ合板を使わずに耐震性能を確保し、長期優良住宅の性能に達している。