九重連山麓の小屋

この敷地は岩盤の上に腐葉土が1mほど堆積した地盤であり、地盤は良いところである。
湿度や土中環境を考慮し、経済的にも地球のも優しい基礎を考えると柱状の独立基礎を1mほど立ち上げ、その上に建物を乗っけるという発想になった。

基礎の面積に対して、床面積を広く確保するため土台を持ち出すなどの工夫も行い、現場での工事をできるだけ抑えるため、板倉構法を採用した。(板倉構法とは柱に溝を掘り、その溝に30mmほどの板をパネル化したものを落とし込みながら、建ち上げていく工法である)

九州ではあるが冬場は雪が積もる立地であるので断熱、気密にも配慮し、暖房は薪ストーブによるものとした。
軒の出は最大で2mで日射の遮蔽に寄与し、エネルギー消費を抑え、外壁等の耐久性が向上する。

悠山想では軒を出すのは当たり前で、福岡の市内だろうが、流行が軒のない建物だろうが関係ない。
軒は出ていた方がかっこいいし、機能的で理にかなっている。